イエス誘導話法
- 2019.08.26
「あなたの町をもっと良くしたいと思いませんか?」
こう聞かれたら、普通は「はい!」と答えると思います。
実は人間は相手に対して何回か賛同(Yes) の態度を示すと、その後には反対意見(No)を唱えたり、反論をしづらくなる傾向があると言われます。
そのため、意図的に相手の答えが「イエス」となる質問を織り込んだセールステクニックを「イエス誘導話法」といいます。
たとえば、
「ブログを使って副収入を得たいと思いませんか?」
「あなたの住む町をもっと良くしたいと思いませんか?」
「一杯のお茶で脳卒中を予防できたらいいと思いませんか?」
たいていの場合、ほとんどの人が「イエス」と回答します。
このような問いかけにあなたが「イエス」と答えると、続きは次のようになります。
「実は4月から『ブログで月商100万円を得るサイドビジネス講 座』が始まります。学んでみませんか?」
「町に子供たちが安心して遊べる公園を建設する署名活動に協力してくれませんか?」
「今なら、小容量の柿の葉茶が送料無料で500円で用意してあります。お試しにいかがですか?」
はじめに「イエス」という意思表示をしたら、これらの勧誘に対して毅然と「ノー」とは言いづらくなるのです。
この心理をキャッチコピーづくりに活用するのが「イエス誘導話法」です。