会う回数を増やすと好感度が上がる
- 2019.10.01
人に好かれるには公式があることをご存知でしょうか。
頻度 + 近接 + 持続時間 + 強度 = 人の好感度
この公式により、友達ができたという人も多いです。
まず、頻度。
私は1回の会話は短くても、毎回声を掛けるよう心がけています。「こんにちは!」「今日は良い天気ですね」といった声がけをします。
相手と仲良くなるには何といっても、まず回数です。
無理して会話しなくても、顔を合わせるたびに微笑むとか会釈するだけでも回数を重ねることによって相手との間に親近感が生まれます。
次に近接。
何度か顔を合わせる回数が増えたら、次に相手との距離を縮めます。いつもより一歩だけ相手に近づいて、言葉を掛けるようにするのです。
心の距離は物理的距離に比例すると言われます。
つまり、物理的距離を縮めると仲良くなりやすいということです。
そして、持続時間。
接触の回数を重ねて、距離感を縮めたら次は会話の長さです。
「ペーシング」「ミラーリング」「バックトラッキング」のスキルを使いながら、少しずつ会話時間を長くします。
・ミラーリング
相手の見た目、姿勢や身振り、身体の動きを合わせる方法
・ペーシング
相手の声の大きさ、速さ トーンなどに自分も合わせること
・バックトラッキング
オウム返しすること
最後に、強度を加えると完璧です。
少し長い会話ができたなら、次には強度を考えます。
例えば、スポーツクラブではベンチプレスを行っているときに補助をしあったり、スタジオでダンス系の有酸素運動を行うときに振り付けや動作の順序をお互いに確認しあったり、ヨガのプログラムに一緒に参加しているときに動作を確認しあったりしてコミュニケーションの強度を強めたりします。
特にポイントとなるのは頻度です。
心理学の実験でも4~5回程度、相手の顔を目にすると好意が生まれることがわかっています。
少ない会話でも、あるいは会話はなくてもよいので相手の視界に入る回数を増やすことが重要です。
会話をしない場合にはむすっとした顔やしかめっ面はダメです。
軽く微笑む程度でOKです。
いかがでしょうか。
距離を縮めたい人がいるなら、まずは「よく見るな、この人」と思って貰いましょう。