カジノに入れない人たち
- 2020.01.14
バチカン市国に次いで世界で2番目に小さい国、モナコ公国。
その国の収入源はほとんどカジノと観光です。
このラスベガスやマカオのようなカジノ天国で、残念ながらカジノに入れない人たちがいます。
それは、他ならぬモナコ公国の国民たちです。
そもそもモナコがギャンブルを合法にしているのは観光客からお金を集めるのが狙いです。
そのため、自国民がカジノに入り浸って、いくらお金を使っても国としてはなんの特にもなりません。
それにカジノは胴元が必ず儲かるように設計されているため自国民の経済破綻やギャンブル依存といったネガティブなことを引き起こしかねません。
ラスベガスやマカオは自国民にもカジノを解放していますが、マフィアの温床になっていたり、自殺が絶えない、なんてことになる訳です。
それでもラスベガスは他の州からお金を集める目的がありますし、マカオはそもそもカジノに来場する自国民の割合が少ないので気にしていなそうです。
また、シンガポールでは国民からだけカジノへの入場料を取っているそうです。
東京にカジノができた時、国民の扱いがどうなるのか気になるところですね。