最初のブラックリスト
- 2020.03.06
要注意人物の一覧表をブラックリストと言いますが、最初にブラックリストに掲載されたのが、どういった人たちかご存知でしょうか。
これには2つの説があります。
1つ目の説は、1640年代イングランド王チャールズ2世が清教徒革命の際、父チャールズ1世に死刑を宣告した58人の裁判官のリストを作り、これを「ブラックリスト」と呼んだというものです。
チャールズ2世は王政復古で王位に就くと、このリストに基づいて、国外逃亡していた裁判官たちを探し出し、「王殺しの罪」で死刑または終身刑にしたそうです。
2つ目の説は、イギリスで、常習の泥酔者に酒を売らないように彼らの名前を記した名簿を作り、これを「ブラックリスト」と呼んだ、というものです。
1つ目の説なら裁判官が、2つ目の説なら常習の泥酔者が、ブラックリストに最初に掲載された人たちということになります。
今日、なぜこのテーマについて書いたのかと言うと、単純に「ブラックリスト」というドラマを見始めたからです。
大体は1話完結のストーリーなので、休憩に丁度いいですよ。