「バカボンのパパ」がバカになった理由
- 2023.03.01
生まれてすぐに、「天上天下唯我独尊」と言った漫画の主人公は誰だかお分かりになるでしょうか。
「お釈迦様だろう」ですって、いいえ、違います。
答えは、バカボンのパパ。
ご存じ赤塚不二夫の傑作『天才バカボン』に出てくるバカボンのパパは、実は子どものころは大天才だったのです。
しかし、道を歩いているときに風が吹いて大きなくしゃみをしたはずみで、頭の中の歯車が1つ外れて口から出てしまい、その瞬間からバカになってしまったというのが、原作でパパがバカになった理由です。
こうしてみると、子どものハジメちゃんが天才だったのはパパの遺伝でしたか。
ちなみに、バカボンのパパのモデルは赤塚不二夫先生の実父といわれています。
生前、赤塚先生は「一番気に入っているキャラクター」としてバカボンのパパを挙げていて、その理由を「どんなに酔っ払っていてもバカボンのパパの顔だけはんと描けるから」と語っておりました。