キンギョを食塩水に入れると元気になるのはなぜか｜ブログ｜千葉県のホームページ制作 ARECORD エーレコードプライバシーポリシーサイトマップ

スポーツドリンクには、塩分など、体液と同じような成分が含まれていて、多量の体液を失ったあとの補給にちょうどいいことから、根強い人気があるようです。

手術のあとにリンゲル液を体内に注射するのも、体液が減って血圧が下がらないようにするため。

同じ原理で、弱ったキンギョの治療に、飼っている水槽に食塩水を入れる方法があります。

人間をはじめ地上の生物は、海に棲む生物から進化してきたもの。そのなごりが、体液や血液の中に残っているのです。

つまり、体液や血液は塩類濃度こそ海水に比べて低いものの、その種類と組成は海水とよく似ていて、ナトリウム、カリウム、カルシウム、塩素などの比率が海水とほとんど同じなのです。

それで、血液の循環機能の衰えたキンギョに食塩を与えることで、一時的に回復させることができるというわけです。

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