リターゲティング広告をご存知?
- 2019.06.05
リターゲティング広告とは、インターネット広告の配信方式のうち、広告主のWebサイトを訪問したことがあるユーザーの行動を追跡し、他サイトの広告枠上で同じ広告主の広告を表示させることで、再度の訪問を促す方式のことです。
さっき見ていたウェブサイトの商品が違うサイトの広告として出ている!追跡されているのか!?と思ったことはないでしょうか。
Amazonや大手ECサイトによくみられる広告方式で、自社サイトの訪問者を記録・追跡しアドネットワークを使って他サイトの広告枠で何度も自社の広告を表示させる手法です。
■アドネットワークとは
アドネットワークとは、広告媒体であるウェブサイトを集めたネットワークのことです。
アドネットワークに入稿することで多数のウェブサイトにまとめて広告を出稿することができます。
■リターゲティング広告の特徴
既にある程度、自社について知っている人を対象にした広告になるため、顧客のニーズに沿った内容になります。
そのため顧客の情報やニーズを詳しく把握しておくことで、広告内容の質を高めることができます。
適切な運用を行えば低コストでより多くのユーザーにアプローチできます。
自社サイトに一度訪れた人はサービスや商品に関心を持っている可能性が高いので、そこに絞った広告を掲載できるのが強みです。
■リターゲティング広告の弱点
一度訪れた人に向けた広告となるため、新規顧客開拓には向いていません。
ターゲティングを適切に設定できていない場合、ほとんど効果が出ないこともあります。
また、一般的に緊急性の高いサービス・商品には向いていません。
例えば、「トイレが流せない」という緊急時に色々な会社を比較検討するかというと微妙なところです。
いかがでしょうか。
ユーザーにとって邪魔である反面、効果が強く買いすぎてしまうという被害が報告されているため、将来的にリターケティング広告が規制されるかもしれないという話もありますので、ご利用は慎重に。