ポジショニング戦略という考え方
- 2019.06.10
■ポジショニング戦略とは
ポジショニング戦略とは市場のどのポジションで戦うのかを決めることです。
ポジショニングでは、マーケットシェアとマインドシェアの2つを考える必要があります。
■マーケットシェア
マーケットシェアは市場で自社製品が占めている割合のことです。
1.業界トップの企業
2.トップの座を狙える2番手の企業
3.上位企業の模倣で追随する3番手以降の企業
4.上位企業と戦わずにニッチな分野で勝負する企業
お概ね、市場シェアは上記4つに分類されます。
「業界トップ」と書きましたが、例えば「地域トップ」でも同じことが言えます。
■マインドシェア
マインドシェアは顧客の心の中でどの程度の存在感があるか、というものです。
例えば、清涼飲料水といえば何を思い浮かべるでしょうか?
「コカ・コーラ」「レッドブル」「ポカリスエット」等、真っ先に思い浮かぶものがマインドシェアの高い商品となります。
一般的にマーケットシェアを高めるにはマインドシェアを高めることが重要だと言われています。
■例えば写真館
多くの人に「佐倉で写真を撮って貰うならあそこ」と思って貰えれば、即ち「佐倉」という地域での写真館のマーケットシェアを握っている、ということです。
逆に、客観的に考えて多くの人が思い浮かべる写真館でない場合、「地域トップ」を模倣するだけでなく、何か特別なサービスを展開したりニッチな分野で勝負する必要があります。
いかがでしょうか。
ご自分の立ち位置を確認することで新しい事業展開が見えてくるかも知れません。