ツァイガルニク効果
- 2019.08.03
ツァイガルニク効果とは「人は完了した作業のことはすぐに忘れるが、未完了の作業のことは気になって忘れられない」心理効果のことです。
一気に全てを提供するよりも「パート2に続く」「クライマックスは後日公開」といった、情報が未完了の状態にしておくと興味の持続を促すことができる、ということです。
目標に向かっているうちは緊張状態が持続し、目標を達成すると肩の力が抜けて緊張感が失われる、といったことは誰しも経験があると思います。
ツァイガルニク効果の実験において、「課題を最後までやり遂げたグループ」と「課題を中断されたグループ」では「中断されたグループ」の方が課題の数を凡そ倍程度多く答えられたそうです。
TVやネット広告で「続きはウェブで!」という表現を見たことがあると思います。
これはウェブへ導きたいという思惑以外にも興味を持続して貰う、という効果があります。
TVなどで、プレゼントの応募方法は後ほど!という表現を使うのはこういう理由からです。
いかがでしょうか。
未完了な情報を提供することで次に期待が持てるようにし、お客様の興味を引きつけましょう。